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　上棟式が行われました

　■　「天官賜福　紫微鑾駕」を祀る



　電動ドリルを使うのは始めてとのお話でしたが
　なかなかうまく扱い　無事取付は完了

　一般的に女性の方は高いところ苦手かと思ってましたが
　奥さんは、顔色一つ変えることなく
　２階の脚立にも上り満面の笑顔です




　「天官賜福　紫微鑾駕」を祀る前には
　棟屋部分の最後のボルトを締めていただきました

　下からは、ご主人の声援？・・・を受けながらの作業で
　こちらも無事終了してます



　　「天官賜福　紫微鑾駕」(てんかんしふく しびらんか)と読みます。
「天の統治者が福を授け、北極星の神が馬車に乗って降りてくる」という意味です。
道教において北極星は人の運／不運を見届ける天の統治者で、この文言は家と居住者を守り、幸運をもたらし、火事を避ける効果があるといわれています。
ちなみに「紫微」とは北極星の神のことです。すなわち「北極紫微大帝」のことで、北極星の神が「駕籠」にお乗りになって家に来てほしい、そして家を守ってほしいとの願いが込められているわけです。
「天官賜福 紫微鑾駕(てんかん ふくをたまわらん しびらんか)」となります。　

　

　上棟式

一般には建前と呼ばれていますが、正式には「ムネアゲノマツリ」といいます。
建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了した事に感謝し、建物が無事完成することを祈願する儀式。

上棟式は、建物の柱や梁が組み上がって最終的に棟木を載せる時に、工事の無事を祈る儀式で、吉日に朝から一気に家の骨組みを建て上げて、午後３時か４時頃から上棟式が行われます。上棟式が終わったら、お神酒で乾杯をして直会（小宴）に入ります。棟梁や工事関係者が集まって、施主様をはじめ、互いの顔合わせをして意思疎通を図る懇親の場とします。


以上、建築豆知識でした