anri

　現場調査

　先日、現場調査を行ってきました
　計画敷地は　約１４５坪で
　前面道路側に鉄筋コンクリート造２階建ての
　たてものがあります
　敷地が大きいので文筆して後ろ側に新築をしたいとの依頼でした
　敷地の両サイドに侵入路があり
　これに接道する計画でどちらの進入路を使用した方が良いかも
　検討してほしいとの事でした







　両方とも生活道路の形態をなしている様子なので大丈夫かなと・・・


　現場調査は　敷地だけの調査のみではなく
　廻りの状況、設備環境、生活環境なども調査します
　その後　役所へ事前調査に行くのです

　都市計画課、建築課、下水道課など
　時には、既設建築物があっても農業委員会に
　出向く時もあります

　今回の調査で問題点も出てきました
　建築基準法では、
　「敷地は、道路に２ｍ以上接しなければならない」
　と言う事項（法４３条）があります
　計画地は両側に侵入路があるので大丈夫？　と思いきや
　右側は、奥の敷地の専用通路
　左側は、隣地（将来　専用通路として利用予定）
　平成２０年に役所も調査済みで　
　「道路ではないです」との返事

　ＡＴです　　（あぎじゃびよう、ちゃ～すが）

　このようなことがあるので現場調査は大切なのです
　案に施主の話などを鵜呑みにしてたら大変な事になりかねません

　これから建築をしようとお考えの方は
　素人考えはせずに　まずはプロの方と相談する事が大切です
　最初の段階では　金銭は発生しませんから
　　心配で出したら　「相談料は出ますか」と聞いてみても良いでしょう

　話は戻りますが
　問題点を　ひととおり施主に説明をして
　今後、計画をどのように進めるか相談することになります

　いろいろ思案しながら一番いい方向に向かうよう頑張ろうと思います





　　　　　　　　　by-anri